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私、施主になりました!(6-4)

6-4壁

 室内の壁には色々な思い出がある。子育て中はよく汚れた。また時間の経過で変色する。そのためか「10年に1度は内装の新調を」という話を聞いたことがあったが、「まだ使えるなら」そして「まだ我慢できるなら10年に一度は贅沢ではないか」と思っていた。忙しい時の逃げ口上だったかもしれぬ。しかし今は快適な住空間での生活を手に入れることを考えるとその投資も価値あることと思う。

 中古の団地で20年程生活をしていた時、ちょこちょこ改修はしていたが、もっと積極的に考えても良かったかもしれない。どのようなことをやってきたか並べてみる。工事に伴い壁もきれいにしている。
1)キッチンセットの交換(団地の大改修時に)
2)ウォシュレット付きのトイレへの交換(団地の大改修時に)
3)洗面所の交換
4)ピアノをおいてある部屋の弱音化
5)北側の部屋の壁紙交換(カビのために交換)
これらは記憶に残っている。団地の大改修時の提案に合わせて行動したが、その他は最低限の消極策であった。子育て中、仕事をしながらだと余程のきっかけが無いと行動できなかった。現在は、子供の成長期を大事にしたかったと反省するが、私の性格を考えると当時はそれで精一杯だったように思う。

 昔から壁紙は市販され素人でも張り替えることができた。しかし専門家にお願いした方が上手にできることは間違いないだろう。接着剤の改良が進み臭いも少なくなっている。2015年築のマンションは白い壁紙がスタンダード版として貼ってあった。選んだのではなく建設会社が決めた物だ。とても明るくて気に入っていた。

 子供の頃部屋の壁は漆喰壁があったように思う。傷や汚れが付いて壁紙を張ったりしたように記憶している。そして漆喰は少なくなったのだろうと思っていた。今回の家の壁は漆喰のような仕上げになっている。これは建築士が気に入って勧めてくれた物であった。どのような雰囲気になるのかと楽しみにしていたが壁が前面に出ている現在の部屋に似合った良い雰囲気を作ってくれている。空気の洗浄効果もあると聞く。(写真)色も模様も変化がつけられるそうだ。

壁の模様1

壁の模様1


壁の模様2

壁の模様2


壁の模様3と戸棚の扉

壁の模様3と戸棚の扉

 私は木が好きなので、壁に木材を張っても良いと思っていたが、床も壁も木であると重い感じになるのではと案じて言わないでいた。新しい家は私たちの性格を理解した上で選んでくれたと思う。とても明るく質感があり模様も面白い。漆喰の壁は言葉を聞くと古く感じるかもしれないが、色も豊富で模様の自由度が高く多くの人に紹介したい。空気もとても良い。

 他方、階段とトイレ、サニタリーは壁紙になっている。壁紙にはたくさんの候補があり選ぶ作業は大変だったと思う。コーディネータの義妹に選んでもらった。サンプルを見た時にも良いと思ったが、出来上がりは予想外の良さであった。素人には予測がつかずわからないものである。私の美的感覚がにぶいのかと思うが、色々な人がいるのも事実だろう。失敗している人もいるのではないだろうか。生活しながら家のあちこちを感心して眺めている。

 遠い昔を思い出すと、小学生の頃ふすまの模様を選んで大失敗したことがあった。そのころから林間が好きだった私は全面竹模様の絵柄にした。部屋の大きさは6畳だったと思うが、狭い空間が模様によってなおさら狭く感じられ大失敗だったと思った。もちろんそのまま我慢して何年も過ごした。

 逆に、青空の模様を子供が選んで押入れも天袋もふすま全面に張り成功したことがあった。4畳半の狭い部屋であったが、すがすがしい良い選択だったと今も思っている。素人には思い通りに行かないものと私は観念している。

(続く)

  • 2018.03.27
  • 田中

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