信州里山.com

信州里山.net トップ > 里山便り

RSS FEED

今なぜ森林生産力を考えるのか

 森林地域と50年近く研究を通して関わってきたが、つくづく難しいと感じている。2019年は年号が令和となり、国内の森林関係では森林経営管理制度がスタートし、森林環境税や森林環境譲与税が開始されることになった。今回は、県の方に県の範囲の推進が求められている。
 各都道府県の担当者はその重要な担い手として自分の所では何を優先させたら良いのかと考えをめぐらしていると予想される。過去には流域単位での思考が進められた時期が続いたが状況が変化してきた。そこで筆者は県の方々の仕事の一助になるよう話を進め参考にしてもらいたいと考えている。
 冒頭に書いたように森林の問題は難しい。自然相手にオールマイティの方法など求めることは難しく、地域に合わせた地域の方々の尽力が必要と考えられる。1980年以降は森林にとって厳しい時代であったにもかかわらず各地での努力は行われてきた。それは残念なことに実っていない地域が多い。
 改革は国としての立場での考えである。地域によっては標準的ではない異なる方法がより良いことはある。そのようなことも考慮して今回の改革は地域の方法の推進を望んでいると考えられる。
 「地域の人が、地域の将来のために、地域の計画を立て、地域の人が協力し合って実行していくこと」の大切さを私は考えている。改めて各都道府県の地域の力を把握し、強みと弱みについて明示していきたい。どうぞお付き合いください。

  • 2020.01.17
  • 田中

上へ戻る

最近の記事

以前の記事