信州里山.com

信州里山.net トップ > 里山便り

RSS FEED

東北地方各県の森林生産力を見て行こう49

3-7-3 青森県

[1]青森県の森林
 青森県の森林面積は全国9位の63.3万haである。森林率は全国28位の65.6%で森林率は日本全体の森林率より小さいが森林県である。そして青森県の人工林面積は全国12位の26.9万ha、人工林率は全国平均が40.7%のところ、全国27位の42.6%である。

[2]青森県の林業産出額と栽培きのこ類生産について
 青森県の林業産出額は2016年76.5億円(全国20位)、2017年65.8億円(全国24位)であった。全国の1.6%と1.5%である。

 次に青森県の栽培きのこ類生産額は2016年3.5億円(全国43位)、2017年3.6億円(全国41位)である。青森県は栽培きのこ類生産をしているが量は少なく、周辺地域で消費されていると考えられる。

 青森県の林業産出額に対し木材生産産出額と栽培きのこ類生産額の占める割合は木材生産の方が多く、木材生産産出額が2016年95.2%、2017年93.0%である。

[3]青森県の木材生産
 青森県の木材生産の特徴はすぎが多いことである。青森県の木材生産の産出額は2016年72.8億円(全国7位)、2017年61.2億円(全国12位)で、木材生産量は2016年79.7万㎥(全国7位)、2017年82.7万㎥(全国7位)であった。2017年の素材生産の樹種を紹介すると、すぎが64.1万㎥、あかまつくろまつが7.4万㎥、広葉樹が5.8万㎥、からまつが3.4万㎥、その他針葉樹2.0万㎥と続いている。2016年はあかまつくろまつの生産量が10.3万㎥と多く、2017年は少なくなっている。

 青森県の人工林面積は全国12位の26.9万haと紹介したが、2017年の人工林面積当たりの生産量は3.07㎥/haである。全国平均0.85㎥/haより大きくしっかりと木材生産を行っている県であることがわかる。

 青森県は分類1-2に入っている。青森県は青森ヒバが有名であるが、現在は生産量が少ないと聞いている。2016年と2017年の木材生産産出額の順位が変わったのは、出てきた材が異なっていたためと考えられる。

(続く)

  • 2020.09.22
  • 田中

上へ戻る

最近の記事

以前の記事