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東北地方各県の森林生産力を見て行こう52

3-7-6 山形県

[1]山形県の森林
 山形県の森林面積は全国8位の66.9万haである。森林率は全国16位の71.8%で森林県である。そして山形県の人工林面積は全国24位の18.6万ha、人工林率は全国平均が40.7%のところ、全国42位の27.7%と低い。

[2]山形県の林業産出額と栽培きのこ類生産について
 山形県の林業産出額は2016年83.5億円(全国17位)、2017年84.7億円(全国17位)であった。全国の1.8%と1.9%である。

 次に山形県の栽培きのこ類生産額は2016年52.4億円(全国9位)、2017年52.7億円(全国10位)である。山形県は栽培きのこ類生産が盛んで、特になめこは全国1位でシェア23.1%である。

 山形県の林業産出額に対し木材生産産出額と栽培きのこ類生産額の占める割合は栽培きのこ類生産の方が多く、栽培きのこ類生産額が2016年62.8%、2017年62.2%である。

[3]山形県の木材生産
 山形県の木材生産の特徴はすぎの生産が多いことである。山形県の木材生産の産出額は2016年30.5億円(全国21位)、2017年29.8億円(全国22位)で、木材生産量は2016年37.5万㎥(全国17位)、2017年36.1万㎥(全国20位)であった。2017年の素材生産の樹種を紹介すると、すぎが29.7万㎥、広葉樹が3.3万㎥、あかまつくろまつが2.0万㎥、からまつが1.1万㎥であった。

 山形県の人工林面積は全国24位の18.6万haと紹介したが、2017年の人工林面積当たりの生産量は1.94㎥/haである。全国平均0.85㎥/haより大きいが東北地方の県の中では小さい方であり、計画的に推進すれば増産は可能と考えられる。

 山形県は分類2-1である。山形県は立派な美林が多いとの印象が強いが、東北地方に在っては、森林は多いが素材生産量は少ない県であった。現状でも森林を十分に活用していると言えるだろう。
 
(続く)

  • 2020.09.25
  • 田中

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